
自身が運営する私設図書館で当時小学校高学年の女児の頬にキスをするなどしたとして、強制わいせつの罪に問われた成田市議、星野慎太郎被告(57)の論告求刑公判が13日、千葉地裁(鎌倉正和裁判官)であった。検察側は懲役1年6月を求刑し、弁護側は無罪を求めて結審した。判決は来月19日の予定。 検察側は論告で「女児が懐いていたことを利用して犯行に及んだ」と指摘。「刑事責任を逃れようとする自己保身の姿勢が明らか」と非難した。 弁護側は「被告は自分から女児に抱きついておらず、わいせつな行為はしていない」と主張した。女児の供述は信用できないなどとして無罪を求めた。 被告は最終意見陳述で「本件は警察と検察が作り上げた冤罪(えんざい)事件です。私は無実です」と訴えた。 起訴状によると、2022年11月~12月中旬、被告の行政書士事務所に併設する私設図書館内で、女児にいきなり抱きつき、右頬にキスをしたとされる。
千葉日報 2025/2/14
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